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2015年2月12日 木曜日

斎王宮の驚くべき復元工事

   先日、三重県明和町の斎宮に在る復元工事現場の見学会に出掛けました。新聞の紹介では当時(平安時代)の建物を再現しているとの記事から大いに期待していました。9時45分から見学スタートでしたから10時過ぎに到着しましたら、何と沢山の見学希望者が先に来られており、小生は250番目でした。2時間余りの待ち時間の間に屋根の桧皮葺きの実演を見学しておりましたが、その完成見本を観て気付いた事があります。桧皮葺きの下地にベニヤ合板(20~24mm程度)を使用しているのです。実演している桧皮葺き職人に合板の事を聴きましたが判らないとの返事でした。そして、愈々見学の順番がやって来ました。
    復元されている建物は3棟で、最初に見学した建物は何と鉄骨構造の柱・梁ではありませんか。どうしてヒノキで造らないのかと質問したところ、建築基準法の関係でこの構造になりますとの驚くべき返事。建築基準法は昭和25年に制定された法律で、平安時代の建物の復元には関係無い話です。その事が事実なら法隆寺の五重の塔も鉄骨で造られているのか?と言う事です。五重の塔は西岡常一棟梁により立派にヒノキで復元されています。
    更に、2棟目の入り口にベニヤ合板が山積みされているではないですか??桧皮葺きの最中でしたが、その下地として当然の様にベニヤ合板が使用されています。何故、ヒノキや杉の無垢材を使用しないのか???これでは20~30年程で合板が駄目になり寿命が来てしまい屋根を造り代える必要があるのです。ヒノキ・杉の無垢材なら最低100年、多分200年以上葺き直しする必要は無いでしょう。
  3棟目は鉄骨の柱・梁に杉・ヒノキの無垢材を貼り合せた状態でした。3棟の工事費は約4億円との事????工事に手間が掛かる為止む終えないとの話でしたが、とんでも無い話しです?????無垢のヒノキ・杉を使用すれば200年以上は大丈夫と思われますが、鉄骨とベニヤ合板で造られた建物は30年(最長でも50年)程度で寿命が尽きてしまうのは確実です。
  結論を申し上げます。ヒノキ・杉等の無垢材で復元されれば、200年は建替えの必用は無く、予算も恐らく30~50%削減されるのです。税金の無駄使いの典型を観たとおもいます。税金の返還を希望したいです。


投稿者 有限会社FORESTENERGY


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